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昔のスキンケア
当たり前の話ですが、スキンケアという言葉すらなかった昔から、女性はお肌の美しさを気にして、スキンケアに勤しんでいました。
もちろん、現在のような様々な種類のスキンケア用品があったわけではなく、また手に入りづらい時代の女性たちは、身近なものを使ってスキンケアを行っていました。
日本の場合、有名なものとしては以下の3つが挙げられるでしょう。


へちま水
へちまの実が完熟したころ、地上から数十cmのところでへちまのつるを切り、切り口を容器に差し込んでおくと、液体が溜まります。これが「へちま水」で、江戸時代や室町時代の昔から、化粧水や薬として使われてきました。
実際のところ、へちま水にはサポニンというお肌のキメを整える成分などが含まれており、保湿効果や美肌効果が期待できます。

米ぬか
米を精米した時に出る皮や胚芽のことを「米ぬか」と言い、現在でも化粧品に利用されています。
米ぬかにはビタミンB群やビタミンE、アミノ酸、ミネラル、油分などお肌に嬉しい成分が豊富に含まれており、紫外線を吸収したり酸化を防ぐフェルラ酸や、紫外線防止の効果があるγ-オリザノールも含まれているのでスキンケアにはうってつけの素材と言えます。
江戸時代には、お風呂の時に米ぬかを入れた袋で体を洗ったりしていたそうですが、米ぬかには汚れを落とすだけでなく美白や保湿の効果も期待できます。

ウグイスのフン
なんと昔の人は鳥であるウグイスのフンまでスキンケアに使っていました。
スキンケアに使われ始めたのは江戸時代からで、美白効果などのある洗顔料やニキビ治療薬として使われていました。それ以前にも着物のしみ抜きに使われていたそうで、それがスキンケア用品としてのヒントになったのかもしれません。
ウグイスのフンの美白効果は、リゾチームなど加水分解酵素のによるもの。ウグイスは消化管が短いので、食べ物を消化するための酵素がフンにも多量に含まれたまま排出されます。
現在でも「うぐいすの粉」として市販されていたりします。


昔から伝えられているスキンケアにはやはりそれなりの根拠がある事がお分けりいただけたかと思います。

現在でも、これらに含まれる成分を配合したスキンケア用品は数多く発売されています。
スキンケアの世界でも、先人の知恵は活かされているわけですね。
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